Spector改造/リペア英雄列伝 番外編

「キテます!!」
みんなの改造アソート報告
(文と写真:皆様より感謝! 編集:CYCO)ここでは整理された特集記事を作れない改造をアソートで集めてご報告させていただきます。
大がかりな改造だったんだけどプロセス写真を撮っていなくて結果しか報告できんという方や、
不調や不満箇所があってリペアにもっていったらここがこうなったよというご報告や、
ちょっとしたプチ改造など…、なんでもかまいません。
結果写真1〜2枚を添付してメールにてご投稿ください。→ 管理人宛メール
・改造は各自の責任の元に行ってください。当方も代理店・メーカーも一切責任は持 ちません。
特に
半田ゴテ使用の際は火事や火傷に充分ご注意ください
・各製品名は、すべて製品発売(製造)元各社様が登録商標を保有しています。

いちさん NS-5のPUをDC→PJに交換 (06.10)

NS-5のDCのパワー感も好きだったのですが、どうしても NS-2のPJサウンドが忘れられずDC→PJへ交換しまし た!

(左が40P 右が40J 外観はダブルコイルと同じですが中身はそれぞれPタイプ、Jタイプになっています)

EMG-EXTENDEDシリーズのカプラーオンだけで交換出来てしまう親切設計 のおかげで、ハンダごて不要・+ドライバー1本のみで交換できました。

世の中のPUが全てこうなってれば、どれだけ楽か。。。 EMGは画期的な事を考えましたな!! これなら、その時の気分に応じて交換♪なんてことも出来なくもないで すね(笑

ドライバーでPU脇のネジをはずして、PUを裏返します。 裏にある3本ピンのカプラーを横に引っ張ってはずし、新しいPU を同じようにつけます。

どうやら新しいPUの方がピンが若干長いらしく、ピンが隠れるま で差し込むことができませんでした。 奥まで刺さっていれば大丈夫みたいです。(左が今まで装着していた40DC 右が新しいPU)

はずした時と同じ要領でネジを止めれば完成!! 1分ほどの作業でした。

サウンドですが、やはりPJ。 NS-2に近づきました。 ローBの威力はDCの方がありましたが、全体的に膨らむ ローがすっきりして、ブライト感が強調された気がします。 NS-2サウンドが好きな私としては非常に大成功な改造でした!

※さん NS-4CR(BTS)にRepRo-SR1 V-GA搭載 (06.3)

生まれて始めてベースの改造なるものやったのだが、まあなんとかなりました。電気知識がまったくないので、どうしてこうやると音が鳴るのかがわかってない。こんなやつがハンダコテ握って回路をいじくってるわけで、不安にかられながらの作業となるのはいたしかたない。

とりあえずポットをはずし、既存のサーキットをはずす。これはなんとか終了。後は説明書通りにつないでいくのだが、思った通り手間取り試行錯誤したあげく取付は何となく終了。

この回路図はここでダウンロードできます。やや重め。

・PDF(700KB)
・JPG(576KB/3546*1576)

 
RepRo-SR1にはあらかじめポットが付いています。サーキット交換をやったことがなくハンダゴテも苦手という※氏や私(CYCO)のような人でなければ、取り付けはあまり難しいほうではないかもしれません。(管理人)

こういうボトルに入って送られてきました。

待望の音出しについて。

トレブル・ベースともフルテンに。まず、低音が引き締まった。高音は嫌な部分がなくなり中身の詰まった音になり1弦を強く弾いても音が太い。中低音域も太くなっているのだが締った音でピック弾きによいぞ。Lo-Dで鳴らしてもちゃんと芯がある。全体的にパワーがあがった。そして大事な必要のない超低音がでていない。こりゃいいや。このまま卓に送ってもOKなくらいの音。そして上品な音。

SANSいらないかもしれん。

Bass maniacsさん NS-2のOIL剥がし後塗装(05.8)

なんと、オイルフィニッシュのボディを、手間をかけて塗装し直したそうです!
ご自身のサイト内で写真と共にご紹介いただいておりますので、ここではそちらへのリンクを用意させていただきました。
左の写真をクリック。

http://www1.ocn.ne.jp/~bassmani/MyPage/menu5.html

その後のHiroさん SSD NS-5改にバルトリーニNTBT搭載 (05.1)

バルトリーニNTBTを積みました!
ノーマル配線だとブーストが激し過ぎて歪みまくり。さすが±18db。
付属のコンデンサーを使って『大人しいほうの配線』をしたら落ち着きました。
EQのカーブがEMGやHaz-Labとは思いっきり違います。
もっと大きいか、もっと小さいかのどちらかです。
大きいほうはHiとLoを同時に持ち上げるとMidも持ち上がるようです。
要するにフルブースト+Hi/Lo。小さいほうはハイエンドとローエンドに効く感じ。
どちらも“エンド”のほうに近いところで効きます。オレにはこっちのほうが使いやすいです。
ノーマル配線で使うとしたらPJものよりJJものに合うかも。
そして確実に発売当初のNTBTとは違うサウンドでした。違いすぎてびっくり。
おまけのサーキットの実体配線図付きです(笑)。
一般的なサーキットに応用が利くと思います。
アクティブ・パッシブの切り替えSWに付いてる2つの抵抗は
切り替え時のノイズを軽減するためのものです。
スイッチやジャックはメーカーなどにより端子が逆向きの事があります。
テスターなどであらかじめチェックしておきましょう。
バッテリーの配線およびピックアップのアースの配線は省略しています。
上にも書いたように実際にはNTBT付属のコンデンサーも取り付けてあります。

ヨッシーさん NS-4CRにアギュラーOBP-3搭載 (05.1) コメントは管理人

アギュラーOBP-3に換えました。
このプリアンプはトレブル&ミドル&ベースの3コントロールで、ミドルは2バンド切替が特徴です。
一時期デフォルト採用だったOBP-1はトレブル&ベースの暴力的ブーストで一世を風靡した…かどうかはわかりませんが(笑)、OBP-3はそれと比べ意外と使いやすいプリアンプですね。
その肝心のミドルバンド切替スイッチは、サーキットキャビティ内に装備しています。写真を見ると、キャビティ下部に横向きで取り付けてあるミドルバンド切替スイッチがおわかりいただけるでしょうか。
一方トレブル&ベースは同軸2連ノブにて対応し、2ボリューム仕様といたしました。正面から見れば違和感ない仕上がりです。
全体に苦心の力作ですね。
これがパッケージ。その多量の配線数はまるで何かのブラシのごとし(笑)。本体はブラックボックスタイプで驚くほどコンパクト。

※さん NS-4CRにヒップショットDチューナー搭載 (05.1)

みんなすんごい改造してるんで、ドノーマルのSpectorしかもってない自分としては なんの関係もないなと思ったら ひとつだけありました。

HIPSHOT D-TUNER GB7
http://www.hipshotproducts.com/xtenders.htm

改造は、渋谷に移る前の「フーチーク−チー」にて 確か取付料込みの\15,000だったはず。
これがドロップした状態。

ちなみに、絶対にチューニングはあいません。新弦と張りっぱなしの弦とでは当然、 テンションが違ってくるのでさらにあいません。なので、弦が古くなってくると 平行してネジをまわして微調整しなければなりません。まあ、微調整などやったこと ありませんが。 今のバンドやたらKey=Dの曲が多いので無くてはならないアイテムです。

CYCO@管理人2 NS-2のナットを上げる (04.?)

私からもひとつだけ(こんなのおそまつで恐縮なのですが)。

この古いNS-2は直線的ネックであるにもかかわらず、バズが出て悩んでおりました。あるフレットだけ減っているとか、ウルトラローアクションにしているとか、そんなことはないのにです。中央付近のポジション(6〜8ft付近)を弾くと必ず同じバズが出ました。不思議なことにそこの位置よりローポジションでもハイポジションでもバズは出なかったのです。このようなときの原因は、実はナットが低すぎるからであることが考えられるそうです。つまりこのバズは押弦した所よりローのナット寄りで、弦とフレットとの隙間で起こっていたのです。
処方としては、ナットに下駄を履かせて必要なだけ高さを上げる、これだけです。あまり上げても弾きにくいので、バズの出かたを考慮の末、ほんの少し上げました。ネック材と同じメイプルのうすーい板をナット底面サイズに切り、接着してあるだけです。この材を換えると、音も微妙に変わるんじゃないかなと思います。(否、あまり変わらんだろ<自己つっこみ)
些細な見栄えを気にする人や、お金がある人はナットを作り替えるべきです。牛骨ナットなら迷わず作り替えでしょう。でも、Spectorはブラスナットだから作り替えるとしたらかなりがんばらなきゃならないし、オリジナルパーツを換えたくない場合もあるでしょう。

塗装が割れたり剥がれたりして見苦しく見えますが、これは作業する前からこうなってました(古いのだ)。リペアマンの仕業じゃありません。


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